freeeの毎月の請求書をClaude Codeで下書きする方法|前月分から一言で作る
✅ この記事で解決できること
毎月ほぼ同じ内容の請求書を、前月分をもとに Claude Code が freee請求書に下書きする状態を作ります。最後には「/monthly-invoice 〇〇の10月分を先月と同じ内容で」の一言で、当月分の下書きができるようになります。送付は自分で行います。
🎯 こんな人に最適です
- freee請求書で、毎月同じ取引先に、月の表記と日付だけ違う請求書を作っている個人事業主・小さな会社の人
- 請求書づくりを AI に任せたいが、金額や宛先を間違えたまま送られるのは避けたい人
🔧 必要な環境・前提
- freee請求書を使っていて、前月分の請求書が freee請求書の[請求書]メニューにあること(freee請求書の API は、freee請求書への登録が利用の条件です)
- freee のログインユーザーに、請求書を作る権限があること(Claude から操作できるのは、ログインしたユーザーの権限の範囲だけです)
- Claude デスクトップアプリにサインイン済みで、Code の画面(画面左上の </> のアイコン)を開けること
- Claude の有料プラン:Pro、Max、Team、Enterprise のいずれか(無料プランでは Claude Code を使えません)
※Team・Enterprise プランでは、コネクタを追加できるのは管理者だけです。手順1は管理者に頼んでください - プログラミングの知識:不要(freee とは画面の操作でつなぎ、スキルのファイルは Claude に作ってもらいます)
- 検証環境:macOS 26.6.2、Claude デスクトップアプリ 2.26454.0(アプリ内の Claude Code 2.1.289)、freee-mcp リモート版 0.36.4、freee-api-skill 0.36.4、2026年10月時点
- 所要時間:約35分(2回目からは手順6〜9だけで、約10分)
しくみ:コネクタとスキルで何ができるか
Claude と freee は「コネクタ(Claude とほかのサービスをつなぐ仕組み)」でつなぎます。freee が公式に用意している「freee-mcp(リモート版)」を使うため、自分のパソコンに何かをインストールする必要はありません。Claude デスクトップアプリでコネクタを追加すると、同じアカウントの Claude Code からも freee を使えるようになります。
そのうえで、毎月の請求書の作り方を「スキル(Claude が読む手順書)」にします。スキルの中に、前月分の探し方、作る前に見せること、つまずきやすい点、やらないことを書いておくので、毎回同じ説明をしなくて済みます。
| 使うもの | 役割 |
|---|---|
| freee のコネクタ | Claude が freee の請求書を読んだり作ったりする通り道(手順1) |
| freee の公式スキル(freee-api-skill) | freee の API(ほかのサービスから freee を操作する窓口)の使い方を Claude に教える手順書。freee が配布している(手順2) |
| 毎月の請求書スキル(monthly-invoice) | 「前月分をもとに当月分の下書きを作る」自分用の手順書。この記事の文面をそのまま使う(手順5) |
freee の請求書APIの一覧(2026年10月時点の公式リファレンス)にあるのは、請求書の一覧・取得・作成・更新・取り消し・復元です。メールで送る・郵送するといった送付の操作は、API の一覧にありません。送付は freee請求書の画面から自分で行います。
📋 作業全体の流れ
- Claude に freee のコネクタを追加する(約5分)
- freee の公式スキルを入れる(約5分)
- 請求書用のフォルダを Code の画面で開く(約2分)
- freee につながっているか確かめる(約3分)
- 毎月の請求書スキルを作る(約3分)
- 新しいセッションを開く(約1分)
- 前月分と当月分を並べて見せてもらう(約5分)
- 下書きを作ってもらう(約3分)
- freee請求書の画面で確かめて、自分で送付する(約5分)
手順1〜5は最初の1回だけです。翌月からは手順6〜9を繰り返します。
手順1:Claude に freee のコネクタを追加する
Claude の公式のコネクタの一覧から freee を追加します。Claude デスクトップアプリで操作します(ブラウザの claude.ai でも同じ手順です)。
- Claude デスクトップアプリを開き、画面左のサイドバーの [カスタマイズ] をクリックします。
- 画面上のタブの [コネクタ] をクリックし、その右の [探索] をクリックします。
- 右上の検索ボックスに
freeeと入力します。 - 「追加できるもの」に出る freee のうち、「コネクター・提供元:freee K.K.」 と書かれた行の右の [+] をクリックします。
※同じ検索で「プラグイン・freee/freee-mcp」と書かれた freee も出ます。この記事で使うのは「コネクター」のほうです - freee のログイン画面が開くので、ふだん freee に入るときのメールアドレスとパスワードでログインします。
- アプリ連携の開始画面で、連携する内容を読んでから [許可する] をクリックします。


freee の公式ヘルプには、コネクタの一覧から探す方法のほかに、右上の[+ 追加]からカスタムコネクタとして URL https://mcp.freee.co.jp/mcp を入れる方法も載っています。どちらでも同じ freee-mcp(リモート版)につながります。カスタムコネクタで入れる場合は、URL を1文字も変えずに入れてください。freee は、公式以外の URL を入れると情報が漏れるおそれがあると注意しています。
手順2:freee の公式スキルを入れる
freee は、Claude が freee の API を正しく使えるように、公式スキル(freee-api-skill)を配布しています。公式ヘルプでは「必ずインストール」とされ、入れないと使う量(トークン)が多くなるおそれがあると書かれています。
手順2-1:コード実行の設定を確かめる
スキルを使うには、コード実行の設定が有効になっている必要があります。Claude の [設定] → [機能] を開き、[コード実行とファイル作成] がオンになっていることを確かめます。オフならクリックしてオンにします。
手順2-2:スキルのファイルをダウンロードする
- ブラウザで freee-mcp の配布ページ https://github.com/freee/freee-mcp/releases/latest を開きます(freee の公式の GitHub です)。
- ページの下のほうの Assets の中にある
freee-api-skill.zipをクリックしてダウンロードします。
手順2-3:スキルをアップロードする
- Claude の [カスタマイズ] を開き、画面上のタブの [Skills] をクリックします。
- 右上の [+ 追加] をクリックし、スキルのアップロード([スキルをアップロード])を選びます。
- 手順2-2の
freee-api-skill.zipを選びます。
手順3:請求書用のフォルダを Code の画面で開く
Claude Code は、パソコンのフォルダを1つ選んで作業します。請求書の作業専用のフォルダを作り、毎回そこを開きます。
- デスクトップの何もないところを右クリック → [新規フォルダ](Windows は [新規作成] → [フォルダー])で、
freee-invoiceという名前の空のフォルダを作ります。 - Claude デスクトップアプリで、画面左上の </> のアイコン(Code)をクリックします。
- 入力欄のすぐ上にある実行場所の選択で [ローカル] を選びます。
- その右のフォルダのボタンをクリック → デスクトップの
freee-invoiceフォルダを選びます。「このワークスペースを信頼しますか?」と表示されたら [ワークスペースを信頼] をクリックします。 - 入力欄の左下にあるモードの表示をクリック → [手動] を選びます。
| 項目 | 設定値・内容 |
|---|---|
| 実行場所 | ローカル |
| フォルダ | freee-invoice |
| モード | 手動(freee を読む・作る前に、毎回確認を求める) ※請求書の作業では、ほかのモードにしないでください。手順8で「何を作るか」を自分の目で確かめてから許可するためです |
手順4:freee につながっているか確かめる
請求書を作る前に、Claude Code から freee の事業所が見えるかを確かめます。次の文章をコピーしてプロンプトボックス(依頼を入力する欄)に貼り付け、Enter キーで送信します。
freee のコネクタにつながっているか確かめたいです。freee の事業所の名前を表示してください。請求書は読まず、何も作らないでください。
入力欄の上に、freee の操作を許可するかの確認が出ます。「Claudeに認証状態確認 (freee)を使用を許可しますか?」のように、操作の名前のあとに (freee) が付いた表示です。[一度だけ許可] をクリックします。続けて別の確認が出たら、同じように (freee) が付いていることを確かめて [一度だけ許可] をクリックします。
[常に許可] は選びません。この記事のやり方では、freee への操作を毎回自分の目で確かめてから許可します。

手順5:毎月の請求書スキルを作る
前月分をもとに当月分の下書きを作る手順書を、Claude に作ってもらいます。手順4と同じセッションで、次の文章を全部コピーしてプロンプトボックスに貼り付け、Enter キーで送信します。
このフォルダに .claude/skills/monthly-invoice/SKILL.md というファイルを作り、下の「ここから」と「ここまで」のあいだの文章を、変えずにそのまま書いてください。「ここから」「ここまで」の行は書かないでください。
ここから
---
name: monthly-invoice
description: freee請求書で、毎月ほぼ同じ内容の請求書を、前月分をもとに当月分の下書きとして作る。「〇〇の10月分の請求書を先月と同じ内容で」「毎月の請求書を作って」と頼まれたときに使う。送付はしない。
---
# 毎月の請求書の下書きを作る(freee請求書)
前月の請求書をもとに、当月分の請求書を作る。作るのは「送付待ち」の請求書(下書き)まで。送付は必ず人が行う。
## 前提
- 請求書は、freee のコネクタの「freee請求書」側にある(service は invoice、パスは /invoices)。会計(accounting)の請求書の一覧には出てこない
- すべての呼び出しで company_id を必ず指定する。指定しないと company_not_found のエラーになる
## 手順
1. 事業所を確かめる:freee のコネクタで事業所の一覧を取り、事業所名と company_id を確かめる。事業所が2つ以上あるときは、どれを使うかを聞く
2. 前月分を探す:GET /invoices で、請求日(start_billing_date・end_billing_date)を前月の1日〜末日に絞り、取消済みでないもの(cancel_status は uncanceled)の一覧を取る。依頼された取引先名と件名から、前月分の請求書を1つに決める
- 見つからない、または候補が2つ以上あるときは、推測で選ばない。候補を一覧で見せて聞く
3. 明細を取る:GET /invoices/{id} で、明細(lines)、備考(invoice_note)、宛先の担当者まで取る(一覧には明細が入っていない)
4. 作る前に並べて見せる:前月分と当月分を、次の項目の表で並べる
- 取引先、敬称、件名、請求日、支払期日、明細(説明・数量・単価)、合計、備考
- 月の表記は、件名と明細の説明の両方を当月に直す
- 請求日と支払期日は、前月分の決まり(月末・月初など)と、備考の支払条件から当月の日付を出す。前月分に支払期日がない、または決まりが読み取れないときは、案を出して聞く
- 前月分から変えたところが、表で分かるようにする
5. 「この内容で作って」と言われてから作る:POST /invoices
- 前月分からそのまま写す:partner_id、template_id、payment_type、invoice_note、tax_entry_method、tax_fraction、line_amount_fraction、withholding_tax_entry_method、partner_title、partner_contact_department、partner_contact_name、lines の構造
- 単価(unit_price)は文字列で渡す(例:"10000.0"。数値の 10000 ではない)
- 請求書番号(invoice_number)は渡さない。番号を自動で付ける設定のときに渡すと 400 エラーになる。400 エラーで請求書番号が必要と出たときは、番号を聞く
- 日付(billing_date・payment_date)は YYYY-MM-DD の形にする
6. 報告する:作った請求書の内容の表と、freee の画面のURL(report_url)を見せ、「送付はしていません。freee請求書の画面で確かめてから、送付してください」と伝える
## やらないこと
- 送付(メール・郵送・共有リンク)はしない
- 請求書の更新(PUT)・取り消し(cancel)はしない。作った請求書を直すときも、freee請求書の画面での操作を案内する
- 会計への取引登録はしない
- 金額・取引先・宛先を、依頼なしに前月分から変えない
ここまで
確認の表示で、ファイルの場所が .claude/skills/monthly-invoice/SKILL.md になっていることと、中身の1行目が ---、2行目が name: monthly-invoice になっていることを確かめて、[一度だけ許可] をクリックします。
スキルに書いた内容の意味は次のとおりです。
| 書いたこと | 理由 |
|---|---|
| 請求書は「freee請求書」側にある | freee には会計の請求書の窓口もあり、そちらを探すと見つからないため |
| company_id を必ず指定する | 事業所を指定しないと company_not_found のエラーになるため |
| 作る前に並べて見せる | 請求日・支払期日の決まりが月によってぶれていることがあり、作る前に人が確かめるため |
| 件名と明細の両方の月を直す | 月の表記が2か所にあり、片方だけ直ると「10月分」と「9月分」が混ざるため |
| 単価は文字列・請求書番号は渡さない | freee請求書の API の決まり。守らないと作成がエラーになる |
| 見つからなければ推測で作らない | 似た名前の取引先や、別の月の請求書をもとに作ってしまうのを防ぐため |
手順6:新しいセッションを開く
作ったスキルを読み込ませるため、新しいセッション(Code の画面での1つの会話)を開きます。翌月からは、この手順から始めます。
- Mac は ⌘ + N、Windows は Ctrl + N を押します。画面左上のサイドバーの [+ 新規] をクリックしても同じです。
- フォルダの表示が
freee-invoiceになっていることを確かめます。違う場合は、フォルダのボタンからfreee-invoiceを選び直します。 - モードの表示が 手動 になっていることを確かめます。
/ を入力すると、一覧に monthly-invoice が出れば成功です。
手順7:前月分と当月分を並べて見せてもらう
手順7-1:スキルを呼び出して依頼する
プロンプトボックスで / を入力し、一覧の monthly-invoice をクリックします。そのあとに半角スペースを1つ入れて次の文章を貼り付け、Enter キーで送信します。
〇〇株式会社の10月分の請求書を、先月と同じ内容で作ってください。
| 変える部分 | 変更の例 |
|---|---|
| 〇〇株式会社 | freee の取引先に登録している名前(例:「株式会社サンプル」) ※1回の依頼で1つの取引先にします。複数あるときは、1社ずつ手順7〜8を繰り返します |
| 10月分 | 作りたい月(例:「11月分」)。前月分として、その前の月の請求書が使われます |
freee の操作を許可するかの確認(名前のあとに (freee) が付いた表示)が、数回続けて出ます。この段階は、freee から事業所や請求書を読むだけです。表示の操作の名前が、確認・取得・一覧など「読む」操作であることを確かめて、そのつど [一度だけ許可] をクリックします。
手順7-2:並べた表を確かめる
Claude が、前月分と当月分を並べた表を返します。次の表の順に、1行ずつ確かめます。

※イメージ図です。実際の返事は、文字の表で出ます。
| 確かめる所 | 正しい状態 |
|---|---|
| 前月分の請求書 | 依頼した取引先の、前月の請求書になっている(取引先名・件名が自分の記憶と合っている) |
| 件名 | 月の表記だけが当月に変わっている(例:「9月分」→「10月分」) |
| 明細の説明 | 明細の中の月の表記も、当月に変わっている |
| 数量・単価・合計 | 前月分と同じ(今月だけ違う場合は、手順7-3で直す) |
| 請求日 | いつもの決まり(例:月末)どおりの当月の日付 |
| 支払期日 | 取引先との支払条件(例:翌月末日払い)どおりの日付 |
| 宛先・敬称・備考 | 前月分と同じ |
手順7-3:違う所があれば直してもらう
表に違う所があれば、作る前に文章で直してもらいます。たとえば次のように送信します。
支払期日は11月30日にしてください。直した表をもう一度見せてください。まだ作らないでください。
手順8:下書きを作ってもらう
手順7と同じセッションで、次の文章を送信します。
この内容で作ってください。
Claude が、作る内容をもう一度示してから、freee に作成を頼む確認(名前のあとに (freee) が付いた表示)を出します。許可する前に、次の表のとおりになっているかを確かめます。
| 確かめる所 | 正しい状態 |
|---|---|
| 確認の表示 | 名前のあとに (freee) が付いている。操作の名前が「作成」や「POST」などの、新しく作る操作を示している(「更新」「取り消し」「削除」ではない) |
| 直前の返事の内容 | 取引先・件名・明細・金額・請求日・支払期日が、手順7で確かめた表と同じ |
すべて合っていれば [一度だけ許可] をクリックします。1つでも違えば [拒否] をクリックし、違っていた所を文章で伝えます。
手順9:freee請求書の画面で確かめて、自分で送付する
手順9-1:作られた請求書を開く
手順8の返事の中の URL をクリックします。ブラウザで freee請求書の、その請求書の画面が開きます。URL が出ていない場合は、freee請求書の [請求書] メニューの一覧から、当月の請求日の請求書をクリックします。

手順9-2:請求書の見た目で最終確認する
手順7-2の表と同じ項目(取引先・件名・明細・金額・請求日・支払期日・宛先)を、freee の画面の請求書で確かめます。帳票(請求書の見た目)で確かめるのは、表では気づきにくい改行や並び順の違いを見つけるためです。
直したい所があれば、freee請求書の画面で直します。Claude には書き換えさせません(スキルに「更新はしない」と書いてあります)。
手順9-3:自分で送付する
ふだんと同じ方法で送付します。メールで送る場合は、請求書の画面で [送付] → [メール送付] をクリックし、宛先などを入力して [確認] → [送信] をクリックします。PDF で送る場合は [送付] → [PDFダウンロード] を選びます。[送付] は、画面右上の [取引登録] の右にあります。
翌月からの使い方
2回目からは、手順6(新しいセッション)→ 手順7(並べて確かめる)→ 手順8(作る)→ 手順9(確かめて送付)だけです。手順7-1の文章の月を変えて送信します。
〇〇株式会社の11月分の請求書を、先月と同じ内容で作ってください。
スキルは /monthly-invoice と入力しなくても、依頼の内容が合えば Claude が自分で使います。ただし、毎回必ず同じ手順で進めたい作業なので、この記事では名前で呼び出す方法をおすすめします。
取引先ごとの決まりをスキルに足す
「この取引先は請求日が月末・支払期日は翌月末」のような決まりが毎月同じなら、スキルに書き足しておくと、手順7-3で直す回数が減ります。freee-invoice フォルダを開いたセッションで、次のように送信します。
.claude/skills/monthly-invoice/SKILL.md の最後に「## 取引先ごとの決まり」という見出しを足して、次の決まりを書いてください。
- 〇〇株式会社:請求日は毎月末日。支払期日は翌月末日
書く前に、足す内容を見せてください。
確認の表示で、足される行(緑の行)が意図どおりかを確かめて [一度だけ許可] をクリックします。スキルはふつうの文字のファイルです。パスワードやログイン情報は書かないでください。
実例:このブログの運営者の使い方
このブログ(マニュアルちゃん)の運営者は、毎月ほぼ同じ内容の請求書を、この記事と同じ形で Claude に下書きさせています。前月分をもとに Claude が freee請求書に下書きを作り、送付は自分で行っています。
- 頼み方は「〇〇の10月分の請求書を、先月と同じ内容で」の一言です。
- 作る前に、前月分と当月分を並べて見せてもらいます。過去の請求書を見ると、請求日や支払期日の決まりがぶれている月や、支払期日が入っていない月がありました。並べた表で、そのぶれに気づけます。
- 前月分が見つからないときは、推測で作らせず、聞き返してもらうようにしています。
この記事のスキルに書いた「つまずきやすい点」は、運営者が実際に使う中でつまずいた点です。
| つまずいた点 | スキルでの対策 |
|---|---|
| 請求書が、会計の請求書の一覧に出てこない | 「freee請求書」側(service は invoice)を見るように書いた |
| 事業所を指定しないとエラー(company_not_found)になる | すべての呼び出しで company_id を指定するように書いた |
| 単価を数値で渡すと作れない | 単価は "10000.0" のような文字列で渡すように書いた |
| 請求書番号を自動で付ける設定なのに番号を渡すと、エラー(400)になる | 請求書番号は渡さないように書いた |
| 月の表記が、件名と明細の説明の2か所にある | 両方を当月に直すように書いた |
うまくいかないときは
Q. 手順4で「freee につながっていない」「freee のツールがない」と返ってくる
A. 次の順に確かめます。①Claude の[カスタマイズ]→[コネクタ]→[自分のもの]に freee があり、ステータスに ✓ が付いているか(なければ手順1)。②手順1のあとに新しいセッションを開いたか(⌘ + N で開き直して、手順4の文章をもう一度送信)。③Claude デスクトップアプリを終了して開き直す。Claude Code で claude.ai のコネクタが使えるのは、Claude のアカウント(Pro・Max など)でサインインしているときだけです。API キーでサインインしている場合は使えません。
Q. 「/」を入力しても、一覧に monthly-invoice が出てこない
A. ①新しいセッションを開いたか(手順6)。②フォルダの表示が freee-invoice か。③ファイルの場所が .claude/skills/monthly-invoice/SKILL.md か(SKILL.md は大文字)。場所は、プロンプトボックスで「.claude/skills の中にあるファイルの場所を全部見せて」と送ると確かめられます。違う場合は「.claude/skills/monthly-invoice/SKILL.md に移して」と頼み、手順6に戻ります。
Q. 「前月分の請求書が見つかりません」と返ってくる
A. freee請求書の[請求書]メニューで、前月分の請求書があるかを先に確かめます。①請求日が前月ではない(例:9月分の請求書の請求日が10月1日)場合は、「請求日が10月1日のものも含めて探して」のように、探す期間を文章で伝えます。②取引先名の書き方が freee の登録と違う場合は、freee の取引先の名前のとおりに書き直して送信します。③前月分の請求書を freee請求書ではなく、別のサービスや Excel などで作っていた場合は、この方法では使えません。一度 freee請求書で作ると、翌月から使えます。
Q. company_not_found や 400 のエラーが出て、作成が止まる
A. company_not_found は事業所の指定がないときのエラーです。「company_id を指定して、もう一度取ってください」と送信します。400 は送った内容の形が違うときのエラーです。「エラーの内容を日本語で説明して、スキルの『つまずきやすい点』(単価は文字列・請求書番号は渡さない)を守っているか確かめてください。まだ作り直さないでください」と送信し、原因を聞いてから進めます。請求書番号を自動で付けない設定の事業所では、番号を聞かれるので、使う番号を伝えます。
Q. 間違った内容の請求書ができてしまった
A. 送付する前なら、freee請求書の画面で取り消します。[請求書]メニューでその請求書をクリック →[その他]→[取り消し]→ 確認画面で[取り消す]をクリックします(一覧の右端の[・・・]→[取り消し]でも同じです)。取り消した請求書は、一覧右上の[・・・]から取消済みの一覧で確かめられ、[復元]で戻せます。取り消したら、手順6からやり直します。Claude には取り消しをさせません。
Q. 手順2-3で、スキルのアップロードがエラーになる
A. ①[設定]→[機能]の[コード実行とファイル作成]がオンか(手順2-1)。②アップロードしたのが zip か(Safari で自動で開かれてフォルダになっていないか。手順2-2の注意)。③Team・Enterprise プランで[スキル]が表示されない場合は、組織の管理者がスキルを有効にしているかを確かめてもらいます。
Q. 画面のボタン名が記事と違う
A. ボタン名は、freee・Anthropic の公式ヘルプの表記(2026年10月時点)に合わせています。アプリの表示言語や更新によって、名前や位置が変わることがあります。手順1は「コネクタ」「探索」「freee」、手順2は「Skills」「アップロード」を手がかりに探してください。
